Beta Analytic Inc. 放射性炭素年代測定ラボラトリー

  • Beta Analyticのプロフェッショナル・スタッフは放射性炭素年代測定に関する豊富な経験を持っています。
  • 複数のAMSをはじめ余裕のある分析設備によって納期に遅れを生じません。

Beta Analyticは1979年以来、放射性炭素年代測定サービスでは世界におけるリーダー的な存在として貢献して参りました。クライアントのご要望に適切に対応し、すべての測定において一貫した確度・精度を保ち続けてきました。そして私たちの大きな利点はその迅速な納期です。(7営業日~3営業日)

Beta Analyticは、地質学、考古学、水文学などの試料の放射性炭素年代測定を中心に行っています。さらに近年、放射性炭素年代測定の工業的利用である、ASTM D6866とCEN 16640基準に基づいたバイオベース製品、バイオ燃料、バイオガスの放射性炭素含有量も測定いたしております。当社のお客様には主に、大学・政府機関などの研究者、環境関連の企業などです。

Beta Radiocarbon Lab

Beta Analytic Inc. のリーダーとマネージャーについて

Beta Analyticはマリー・テイマーズ博士(Ph.D. エール大学)(D.Sc.パリソルボンヌ大学)とジェリー・スティップ博士(Ph.D. オーストラリア国立大学)によって、1979年に設立されました。1959年以来、彼らはともに放射性炭素年代測定法の開発・改良に貢献し、放射性炭素年代測定、地質年代学、および水文学に関して100以上の論文を発表しました。ベータアナリティック社は、民間の放射性炭素年代専門試験所として、確度・精度の高い放射性炭素年代を迅速に提供するために設立されました。

現在、Beta Analyticは、ダーデン・フッド社長、マリー・テイマーズ博士会長によって経営されています。 フッド社長は1980年に地質年代学者としてBeta Analyticに入社しました。 ロナルド・ハットフィールド副社長は1981年に、そしてクリス・パトリック分析部長は1985年に入社しました。彼らは、放射性炭素年代測定におけるすべての面に精通している上、経験も豊富です。彼らは分析技術者のチームを総監督し、その品質管理がすべての段階で維持されていることを確認いたします。

AMSによる放射性炭素年代測定

Beta AnalyticのAMSは、最新の技術を用いて放射性炭素年代測定のために特別に設計されております。各機器には、SNICS(セシウム・スパッタリングによる負イオン源)イオン源が二つあります。 SNICSは比較的トラブルが起こりやすい部分であるため、システムを二重化することによってスループットを保証します。また、トラブルの際の影響を最小限にするためスペアパーツを多く在庫しております。

正確な同位体分別補正のために機器内でδ13C比を測定します。C14、C13、C12の連続注入によって、C14/C12とC14/C13比を両方使用して年代算出をすることができます。 C14/C12、C14/C13、δ13Cの計測を同時進行することによって、検出時の品質管理を確実に行うことができます。同時に三つの計測値を得ることができ、同位体分析の安定性を確認することできます。

AMSにおいて、同位体分別補正を行うためのC13/ C12測定に加えて、同位体比質量分析計によってもδ13Cが分析されます。Beta Analyticでは、サーモフィッシャーサイエンティフィック社製同位体比質量分析計を2台を所有しております。

データを年代の計算に供する前に、カソード・カレント、エクストラクター・カレント、セシウム・フォーカス・カレント、高エネルギーC14/C12比、高エネルギーC14/C13比、低エネルギーC13/C12比、低エネルギーC12カレント、低エネルギーδ13C、 C14カウントなどのパラメータが検証されます。各パラメータが基準を満たせば、リファレンス・スタンダードとの関係により、試料のC14濃度が算出されます。

コンタミネーションがないことを保証するためにバックグラウンド試料は、未知年代試料をはさんで少なくとも2回以上測定されます。 またリファレンス・スタンダードは6試料以上、4試料以上の既知年代のサブ・スタンダードが同一ホイールで測定されます。

炭素安定同位体比の測定

炭素安定同位対比(δ13C比) の測定によって、measured radiocarbon ageの同位体分別の補正を行います。同位体分別の補正を行わないと最大で400年の誤差が生じる可能性があります。また炭素安定同位対比は骨試料から抽出したタンパク質の純度の判断の目安、植物の光合成サイクルの識別、地下水の性質、海性・淡水性の区別にも用いることができます。