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試料の取扱いついてのよくあるご質問

April 24, 2018

お客様に試料をお送りいただく際、取扱いについて以下のご質問を頂戴します。

Q1 試料は送付する前に乾燥や前処理を行う必要がありますか?

Q2 試料はどのような容器に入れて送ればよいでしょうか?

Q3 どれくらいの量が必要ですか?

上記に関しては、試料ごとに取扱いがことなりますので、種類別でご案内します。

◆堆積物・土壌など (sediment)

A1 長期保管をされる場合以外は、乾燥する必要はありません。

A2 堆積物・土壌などの試料は直接ジップロックバッグに封入してください。その上でさらにもう一枚のジップロックバッグで二重包装にしてください。

A3 有機堆積物を対象とする場合の試料量はほとんどの場合、数グラム~10グラム程度で測定可能です。

◆木片・植物片・炭・貝など (macrofossils)

A1 長期保管をされる場合以外は、乾燥する必要はありません。また洗浄なども必要ありません。

A2 比較的大きなサイズのもの (約1cm以上) はジップロックバッグに試料を封入し、さらにもう一枚のジップロックバッグで二重包装してください。
小さな試料は、アルミフォイルに包み、ジップロックバッグに封入してください。

A3 数グラムから100ミリグラム程度で測定が可能です。
微量でも測定可能な場合もありますので、詳細についてはご依頼前にお問合せください。

※いずれの場合も黒の油性マジックで試料名をジップロックバッグに明記してください。
(黒以外のマジックは消えやすいので、できる限り使用しないでください。)

その他の試料の取扱いについては、こちらのページからサンプルタイプを選択し、ご確認いただけます。

試料送付の流れについては、「放射性炭素年代測定 試料の送付方法」をご覧ください。
お見積りの請求や不明点についてのご質問は、上記のページに記載されている弊社の日本代理店である(株)地球科学研究所へ電話またはメールにてご連絡いただければ幸いです。