AMS Stable Carbon and Nitrogen Isotopes

炭素安定同位体と窒素安定同位体 (δ13C・δ15N)を測定する

recommended sample size 必要な試料のサイズは物質の種類によって異なります。(下記参照)

carbon dating services 納期
  • 14営業日

recommended container 推奨容器
  • ジップロックバッグ(試料が小さい場合、あるいは輸送中に破壊されそうな場合はアルミホイルに包んでからバッグに入れて下さい)
  • お送りいただく際は輸送時の試料破壊を防ぐため封筒ではなく丈夫な小箱などを用いてください。

printed sample

前処理 – 骨試料を除き、安定同位体分析用の試料はすべて測定可能な状態でお送りください(pH中性クリーンで乾燥状態)安定同位体分析のみ必要な骨試料(火葬骨を除く)につきましては、コラーゲン抽出または、炭酸塩抽出(火葬骨)を行います。

お見積りはこちらから


d13C分析のみの場合の試料推奨量

以下はd13C 分析のための最小量です。場合によっては量が不足する可能性があります。 試料量、試料の分析適正についてわからないことがありましたらご連絡ください。

サンプルの種類 必要最小量(前処理の行ってあるd13C用試料) *
骨 / 歯 / つの / 炭化骨 0.5 mg
炭化物 0.5 mg
糞化石 1 mg
2 mg
昆虫 (キチン) 2 mg
2 mg
有機堆積物 / ユッチャ 10 mg
植物 / 種子 2 mg
花粉 4 mg
繊維 2 mg
木材 2 mg
* 前処理を行ってある試料はクリーンで乾燥状態、pH は中性でなければなりません。

d13C + d15N 分析のための試料

Beta Analyticは火葬されていない骨試料の d13C + d15N 分析を同位体質量分析(IRMS)によって行っています。
必要試料量: 前処理後2 mg
結果: d13C (± 0.3 ‰ relative to VPDB), d15N (± 0.5 ‰ relative to air-N2), %C, %N および C:N 比

以下の試料もケースバイケースで分析可能です:

  • 髪, 魚の骨 (魚石も含む), 藻, 軟細胞, 無脊椎動物, 水生昆虫, プランクトン, 魚餌, 魚類排せつ物
  • 必要試料量: 前処理後2 mg

現在対応できない試料:

  • 植物, 種子, 有機堆積物, 木
  • 試料の状態によって炭化した骨、燃焼した骨の d15N 測定が不可能な場合があります。

d13C + d15N 分析が可能かどうか、試料をお送りいただく前にご相談ください。

こちらのサービスもご興味あるかもしれません:

最終更新:2023年2月