前処理 – 骨試料を除き、
Beta Analyticでは火葬骨以外の骨試料(必要試料量、前処理前で2mg)のd13C + d15N 分析が可能です。 その他、髪、魚骨、藻類、軟部組織、無脊椎動物、
以下はd13C分析のための必要最小量です。(すべての場合で十分な試料量であることを保証するものではありません。) 必要量についてご心配な場合はご連絡いただきますようお願いいたします。
サンプルの種類 | 前処理済みのd13C | |
骨 / つの / 炭化骨 | 0.5 mg | |
炭化物 | 0.5 mg | |
糞化石 | 1 mg | |
魚耳石 | 1 mg (d13Cとd18Oを同時分析する場合) | |
有孔虫 | 1 mg (d13Cとd18Oを同時分析する場合) | |
髪 | 2 mg | |
昆虫 (キチン) | 2 mg | |
革 | 2 mg | |
有機堆積物 / ユッチャ | 10 mg | |
植物 / 種子 | 2 mg | |
花粉 | 4 mg | |
貝殻 / サンゴ / CaCO3 | 2 mg (d13Cとd18Oを同時分析する場合) | |
繊維 | 2 mg | |
水(溶存無機炭素(DIC)抽出 | 5 mL (最大pH値8まで) * (3つの同位体すべてに対して十分な量、DICのd13C、水のd18O + d2H) |
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木材 | 2 mg | |
* 小さいサイズのバイアルを使って満水になるまでお入れ下さい。 |
注記 – ラボでは放射性炭素年代測定時に、d13Cとd15Nを測定しております。火葬骨を除く骨コラーゲンでは窒素安定同位体(d15N)の測定を通常行います。その他の種類のサンプルについては、ラボにお問合せ下さい。
分析料金には、同位体マスによるd13C測定、d15N測定(火葬骨を除く)、品質管理レポート(QA Report)の添付、暦年代較正、24時間365日利用可能なオンラインアクセスによる過去の結果や途中の分析についての閲覧が含まれています。コラーゲン抽出料金が通常料金以外にかかります。もしコラーゲンが分析に適していない場合は分析をキャンセルすることができます。
d13Cとd15Nの同位体比は、同位体比質量分析計(IRMS)を使って測定します。サンプルの品質によっては、炭化骨や熱を受けた骨のd15N測定が行えない場合もあります。熱を受けた骨をご提出する前に、ラボにご相談下さい。
最終更新日: 2022年7月