SGS Beta の放射性炭素年代測定試験所は考古学と第四紀後期の地質学の分野に革命をもたらしました。SGS Beta は「Beta Analytic」として設立されました。1979 年の設立以前は、放射性炭素年代測定の供給は不足しており、小規模な大学の研究室を通じてのみ可能でした。SGS Betaは、正確かつ迅速な炭素年代測定を求める科学界の要請に応えることで、成功を収ました。
Beta Analytic は 2024 年 11 月に SGS North America の産業および環境部門に加わりました。SGSは、Betaの専門的なサービスを取り入れることで、より革新的でターゲットを絞ったソリューションを提供し、さまざまな業界における顧客の目標達成とニーズの実現を支援しています。
SGSは、試験・検査・認証の分野における世界有数の企業であり、品質と誠実さの面で国際的なベンチマークとされています。
SGS Beta は、世界中のお客様に正確で信頼性の高い放射性炭素年代測定と安定同位体分析を提供し、結果をタイムリーに報告するという取り組みを継続しています。
SGS Beta では、すべての分析を自社内で行っているため、迅速なサービスを提供することができます。当試験所では複数の加速器が稼働しており、スペアパーツの在庫も十分に備えているため、納期遅延の心配がありません。試験所には、納期を確実に守るためにフルタイムで従事する専任の技術者および科学者が在籍しています。
SGS Beta の研究員と技術マネージャーは、分析前・分析中・分析後を問わず、どの段階でもご相談・ディスカッションを歓迎しております。テクニカル サポートに対して料金は請求されません。
当社のモバイル対応ポータルでは、各種デバイスからオンラインで結果を確認でき、較正レポートおよびQAレポートを24時間いつでもダウンロード可能です。
当社には、世界中のユーザーに向けて、試料の送付支援から分析工程全体にわたる技術サポートまでを、Eメール・電話・Webチャットを通じて提供する専任のカスタマーサポートチームがいます。SGS Beta には、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語でサポートとアドバイスを提供可能な担当者がいます。
当社の年代測定結果は世界中の数千件におよぶ論文で使用されており、その中には、 Nature, Science und Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS)といった高インパクトファクター誌も含まれます。
主要な通貨での価格設定
地域に応じて、当社は EUR、GBP、JPY、KRW、RMB、TWD、USD で価格を提供できます。
複数の試料転送オフィスが利用可能
ヨーロッパ(ドイツ、ノルウェー、スペイン、イギリス)とアジア(中国、日本、韓国、台湾)に試料転送オフィスがあります。これらのオフィスに発送されたすべての荷物は、SGS Beta の費用負担で国際宅配便によりフロリダ州マイアミに輸送されます。
トレーサーフリーの試験所 – 生体医学・薬物動態サンプルは受け付けておりません
クロスコンタミネーション のリスクを排除するため、当試験所では、”トレーサー用炭素14”など人為起源の放射性炭素(14C)を含む医療・医薬サンプルは受け入れておりません。
SGS Beta は、ISO 9001:2008 管理システム要件に準拠して運営され、世界初の ISO/IEC 17025:2017 認定を 受けた放射性炭素年代測定試験所です。
2008 年以来、当研究所は Perry Johnson Laboratory Accreditation (PJLA)による第三者監査を経て、毎年 ISO 17025 認定を取得しており、SGS ベータの技術力、管理、施設、事業運営が一貫して最高水準に維持されていることが証明されています。
SGS Beta には、複数の加速器質量分析計 (AMS) のほか、δ13C、δ15N、δ18O、δ170、δD などの安定同位体測定用質量分析計 (IRMS) およびキャビティリングダウン分光法 (CRDS) システムが設置されています。
ご質問やご不明な点がございましたら、 lab@radiocarbon.comまでメールをお送りいただくか、+1-305-667-5167 までお電話ください。
最終更新日:2025年3月