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サンゴの放射性炭素年代測定

February 10, 2019

サンゴの年代測定は、古気候学において有用な情報を提供します。また深層海洋のサンゴにおいては、放射性炭素年代とウラン-トリウム年代の併用が有効な場合もあります。 carbon-14年代はサンゴと海水の年代を反映する一方で、ウラン-トリウム年代はサンゴそのものの年代を反映します。これは、過去の深層海洋における循環速度の情報を提供します。

coral reef, radiocarbon datingサンゴのポリプは、炭酸カルシウムが基礎の小さな組織です。それらが集まってサンゴ礁地形を構成します。サンゴ自体は無色ですが、サンゴの内部に生息する藻類が色調を決めます。

δ18O(酸素安定同位体)を用いた研究は、海水温変動の解明に役立ちます。マリーンアイソトープステージ(MIS)はδ18O値に基づいて、過去の地球の温暖の変化を特徴づけます。16Oは 18Oより蒸発しやすいので、冷涼な時期における海水は18Oリッチになります。

サンゴの放射性炭素年代測定と同位分析は古気候の研究および、異なる気象条件下でのサンゴの成長の理解に役立ちます。

ベータアナリティックのサンゴ放射性炭素年代測定

ISO 17025認定のベータアナリティックではサンゴの放射性炭素年代測定を承ります。AMS年代測定では5-100 mgをお送りいただくことをお勧めしています。C14年代測定の際、安定同位体質量分析計(IRMS) によるδ13C およびδ18Oの測定も含まれています。

前処理は、最終的な結果に影響を及ぼします。AMSによる通常の測定の場合、前処理後3mgのサンゴ試料が必要です。5-100 mgの試料をお送りいただければ、基礎となる炭酸塩だけになるまで、強度の高い前処理を行うことが可能です。前処理についてのご要望、前処理後AMS測定を行う前にご連絡が必要な場合はお知らせください。 ご連絡フォーム

放射性炭素年代測定の結果は14営業日以内にお知らせいたします。(standard AMS dating service) 結果は24/7アクセスのオンラインデータベースでご確認いただけます。料金には品質保証レポート、暦年代較正、技術的なご相談が含まれています。

ベータアナリティックの安定同位体試験

ベータアナリティックではサンゴや他の炭酸塩試料の δ13C および δ18Oの試験を行っています。

試験所では下記試験も行っています。

– δ13C 火葬骨、有機物など

δ13C and δ15N 火葬されていない骨

δ13C, δ18O and δD 地下水など水試料

試験所で前処理の必要がない試料の安定同位体分析の納期は7営業日です。 前処理の必要がない試料の安定同位体分析の納期は14営業日です。

参考文献:

Cobb, K., Coral records of natural and anthropogenic climate change. (accessed May 2018)

Hirst, K. K., Marine Isotope Stages (MIS) – Tracing the Climate of Our World. (accessed May 2018)

National Geographic, Corals. (accessed May 2018)

National Oceanic and Atmospheric Administration (NOAA), updated 2017, Are corals plants or animals? (accessed May 2018).

Photo credit: U.S. Fish and Wildlife Service via Wikimedia Commons