ASTM Method D6866

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ベータアナリティック社の標準的な前処理プロトコル



特別な指定のない限り、下記の手順によって前処理が行われます。 下記の前処理方法は、各試料に結果報告書に記載さます。 (例: acid/alkali/acid, acid washes)

試料の前処理は、二次的な炭素を除去することを目的とします。 二次的な炭素が除去されていないと、真の年代を得られない可能性があります。 ただし前処理は、放射性炭素年代値が対象とするイベントの年代と同等であることを保証するものではありません。 それは、サンプルとイベントとの整合性によって決定されます。

古木効果、植物根の混入、バイオターベーション、再堆積、現代の炭素を含む細菌などの生物活動、年代の異なる複数のソースが一つのサンプルに含まれることなど、C14年代測定では年代にバイアスがかかる原理的な問題があります。前処理は、これらの問題を引き起こす可能性のあるソースを可能な限り除去し、目的とするソースの炭素のみにすることを目的とします。 もし、特別な前処理の必要があると思われる場合は、事前にご相談ください。

acid/alkali/acid(酸/アルカリ/酸洗浄)

最初に蒸留水中で試料をていねいに粉砕します。 次にHClにより炭酸塩を除去した後、NaOHにより二次的に混入した有機酸を除去します。 更にHClで洗浄し、 最後にアルカリによって中和します。洗浄の回数、時間、温度、薬品の濃度などは試料により異なります。 これらの化学的処理の段階で、付着された堆積物や細根などの汚染物質は物理的に取り除かれます。  適用される試料 – charcoal, wood, plant, peat, textiless

acid/alkali/acid - cellulose extraction (酸/アルカリ/酸洗浄-セルロース抽出)s

acid/alkali/acid(酸/アルカリ/酸洗浄)の処理後、管理された条件下で亜塩素酸ナトリウム(NaCIO2)に浸漬されます。 この手順で、木材セルロース以外の物質をすべて取り除くことができます。

acid washes (酸洗浄)

試料の表面積は可能な限り増やします。 固体、堆積物は粉砕、繊維材料は細断します。 炭酸塩が無いことを確実にするために酸(HCI)洗浄を繰り返し行います。

薬品濃度、温度、露出時間、洗浄回数などは試料の特質によって異なります。 アルカリ洗浄によるアルカリに可溶炭素の除去は行えません。

測定結果は、全有機炭素の年代を反映します。 研究者の方は試料の特性に基づいて潜在的なコンタミネーションの影響を考慮して確度を検討する必要があります。 適用される試料 – sediment, peat

Collagen extraction, with or without alkali (コラーゲンの抽出、アルカリ使用とアルカリ不使用)

最初に試料のもろさをテストします。 非常に柔らかい骨材は、コラーゲンが(骨の中に含まれているコラーゲンのようなタンパク質は、リン灰石結晶構造の補強剤の役目をしている)残っている可能性が少ないことを示しています。

試料は、イオン交換水で洗浄し、外側の表面層をけずり軽く砕きます。 骨の鉱物成分(リン灰石)が無くなるまで、繰り返し冷希塩酸で処理し除去します。 この操作の段階で、微細な植物根などの存在をしらべ、 存在する場合は除去します。 引き続き、with alkali (アルカリ使用)の場合は、二次的有機酸の除去を確実にするために水酸化ナトリウム(NaOH)で処理を行います。 without alkali (アルカリ不使用)の場合は、試料の保存状態が良くないため、アルカリ処理によってすべての有機物が除去されないように、アルカリ処理を省略することです。 適用される試料 – bone , tooth

acid etch (酸エッチング)

石灰質の試料は、まずイオン交換水で洗浄し有機堆積物や付着物を取り除きます。 試料を粉砕し、二次的炭酸塩を除去するため繰り返し塩酸によるエッチングを行います。

厚い貝殻には、エッチング前に硬いプライマリコアが残るまで表面を物理的に削ります。 多孔質炭酸塩ノジュールとカリーチの場合には、酸が浸透するように非常に長い時間処理を行います。 処理時間、濃度、および繰り返しの回数は、試料によって異なります。 適用される試料 – shell, coral, caliche, calcareous nodules

Neutralized(中和)

地下水から沈殿抽出した炭酸塩は、通常、水酸化アンモニウムまたは水酸化ナトリウムの添加によりアルカリ性の状態にあります。 この溶液はイオン交換水を使用して、オリジナルの試料容器中で中和されます。 大気への露出は最小限に抑えます。 適用される試料 –strontium carbonate, barium carbonate (主に地下水からの沈殿抽出による)

Solvent extraction (溶媒抽出)

放射性炭素分析用試料は、通常、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、ペンタン、そして場合によってはアセトンから成る溶媒によって処理されます。 これは通常、酸/アルカリ/酸の前処理の前に行われます。

適用される試料- textiles, prevalent or suspected cases of pitch/tar contamination, conserved materials

None(無処理)

前処理を行わすに測定を行います。

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