AMS dating Forams

有孔虫のAMS年代測定

純粋な有孔虫試料の推奨量
   4-10 mg もしくはそれ以上 (前処理を行うためには 8 mgが最小です – 下記参照)
炭素年代測定サービスの種類
   AMS Standard(通常のサービス) – 米国のラボで試料受領後7-10営業日以内に結果をご報告いたします。
   AMS Priority (プライオリティサービス) – 米国のラボで試料受領後6営業日以内に結果をご報告いたします。
   AMS Time Guide (タイムセーブ) – 米国のラボで試料受領後3営業日で結果をご報告いたします。 (骨または堆積物では対応不可)
お薦めする試料の容器
スクリュートップバイアル、マイクロ遠心チューブ、カウンティングスライドをラベルしたジップロップバッグに入れてください。
お送りいただく際は輸送時の試料破壊を防ぐため封筒ではなく丈夫な小箱などを用いてください。
8mgより少ない有孔虫の前処理は行えない場合があります。

Note – 炭素安定同位体(d13C)分析、品質管理レポート(QA Report)、 暦年代較正、 24/7 アクセスのウェブデータベースによる結果の閲覧は価格に含まれています。 極微量サンプルの場合、CO2-同位体マスによる d13C測定が行えない場合がありますが、すべての同位体分別はAMS測定により補正されますので正しい年代値(Conventional Radiocarbon Age)が得られます。

試料の前処理 – 10mgより少ない有孔虫試料の化学処理は行えない場合があります。通常、初期重量8mgより少ない試料は顕微鏡観察、写真撮影を行いますが、化学処理、超音波洗浄は行いません。前処理に関してご不明な点、ご質問などありましたらお問合せください。

年代測定 試料の前処理 Beta Analytic

リザーバー効果 – 可能であればローカルリザーバー効果補正のため Delta+R / Delta–R (localized reservoir correction) をお知らせください。 Delta±R はグローバルなリザーバー効果の補正に加えて、地域的なリザーバー効果の補正を行うために必要な値です。 Delta Rがプラスの場合(ex. ΔR=200+/-50)、年代はより若くなり、マイナスの場合(ex. ΔR=-200+/-50)はより古くなります。(淡水による希釈などのため)  Delta Rをお知らせいただくときは併せてその誤差(Delta R Err)もお知らせください。

より確かな年代デ – より確かな年代データを得られるように試験所での前処理が可能であり、またd13Cとd18O測定を行えるように純粋な有孔虫を8mg以上お送りいただくことをお勧めいたします。4-8 mgの試料では試験所での前処理を行えませんが、d13C およびd18Oの測定は可能です。2-4 mgの試料に関しては、試験所での前処理が行えず、d13Cおよびd18Oの測定も行えません。試験所での前処理が行えない場合はご連絡さしあげます。

少なくとも10 mg の貝中があれば良いのですが、困難な場合は最少5mgから受付可能です。 この場合CO2-同位体マスによるd13Cの測定は行えません。

貝虫試料をカウンティングスライドでお送りいただく場合は、輸送中にカバーがずれないようテープで留めてください。スクリュートップバイアルやマイクロ遠心チューブでお送りいただくことも可能です。 バイアルなどは試料ごとにジップロックバッグに入れ、輸送中破壊されないようにエアークッションなどで丁寧に梱包してください。

有孔虫は臓器をもたない単細胞生物で主に海域に生息し、 海底に生息する底生有孔虫(Benthic foraminifera)と浅層に生息する浮遊性有孔虫(Planktic foraminifera )があります。

有孔虫は生物層序の研究や古環境の研究に多く用いられます。 年代と他の同位体を併せて調査することによって、過去の気候の復元や過去の海流の復元に有用な役割を果たします。 また、海洋汚染の指標として用いられることもあります。

貝中 (Ostracods) は海水および陸水どちらにも生息する微小な甲殻類です。 英国地質調査所(British Geological Survey)によると貝中(Ostracods)は0.5mmから1.5mm程度の大きさのものが一般的ですが、なかにはGigantocypris のように25mm程度の大きさのものもあります。他の甲殻類と違い殻と体がくっついています。 貝中(Ostracods)は古湖沼学の研究にしばしば用いられます。